しじみはどうして”しじみ”なの?
Date : 2022.04.08普段私たちが食べているヤマトシジミ。
ではなぜ“しじみ”というのか、諸説ありますが、今回は2つご紹介します。
★記録によると、江戸時代より、シジミ料理は庶民の間で親しまれてきました。
また、当時の医学書にも肝臓に良い事など、現代に通ずる言い伝えがあります(食品国家,本草網目(江戸中期)) ほか)。
そこで当時の人々は、何時の季節でも美味しいという意味を込めて、『四時美(しじみ)』の字を当てていた説があります。
★また、『縮む(ちぢむ)』の語源となった古語で、『縮む(しじむ)』という言葉があります(古語辞典(新版)1981 ほか )。
シジミの貝殻にある波紋の様な線が、貝が縮んでいるように見えること,
茹でると身が縮むことから『ちぢみ』と呼び、それが転じて『しじみ』となった説もあります。
今後、シジミにまつわる新たなエピソードが発見されるのを、楽しみにしています!
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。