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しじみってどれくらい食べられてるの?

Date : 2024.05.26

こんにちは!

最近暖かくなり、宍道湖の水温も20℃くらいまで上がってきたので、潜っていたしじみもだいぶ出てきました。入り掻きをしていると、しじみが出てくるのが歩いていると足の裏でわかりますね。

 

さて今日は、しじみがどれくらい食べられているのかとふと疑問に思い、調べてみました。総務省の統計局のデータを見てみると、2021〜2023年で1年あたり1世帯(2人以上)の購入量は186g、支出額は304円のようです。しじみの購入量、支出額が多いトップ3は、しじみ漁獲量が多い地域が上位を占めていますね。

 

 

こうしてみると、しじみを食べている人は思っているよりも少ないのかな、というのが私の感想です。また、農林水産省の統計によると、2022年のしじみの漁獲量は8,313トン。この量を日本の人口(おおよそ1.2億人)で割ると、1人あたり約69gになります。しじみ汁(1人前50〜70g)にすると1杯くらいの計算ですね。

 

宍道湖の漁師は週4日の漁で毎日100kgくらいは採っていますが、毎日毎日よく売れるものだと思っていました。しかし、こうしてデータを見てみると、しじみは意外と足りないのかもしれませんね。

近年はしじみの漁獲量も全国的に減ってきていますし、今は多くの方が食べていないかもしれませんが、しじみの魅力に全国の人が気づいた時には、供給が全く追いつかないかもしれません。

皆さんもしじみの資源がまだ豊富でたくさん採れる今に、ぜひたくさん食べて楽しんでみてください。