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宍道湖岸のヨシ刈りについて

Date : 2023.02.26

宍道湖湖岸のヨシ帯は、鳥類や哺乳類、昆虫やカニなどいろいろな生き物の生息場所になっています。

また水に浸かる部分は増水の際にコイやフナの繁殖場所となることもあります。

 

一方で、このヨシは冬になると地上部分は枯れ、地中の地下茎が残り越冬します。

枯れたヨシはやがて腐れていき、宍道湖の水質悪化の原因になることもあるため、定期的な管理が必要となります。

宍道湖のシジミ漁も川の河口域ではヨシなどの川から流れるゴミを30分くらい取ってからでないと操業できないことがあります。

 

今回は、宍道湖西岸のヨシの刈り取りボランティアに参加しました。

コロナ対策の影響もあってしばらく中止されていましたが、以前は地元の漁協青年部の活動で刈り取りを行ったこともあります。

刈り取ったヨシは、宍道湖水環境改善協議会(事務局:松江市環境エネルギー課)の方々にお世話になり、名刺・メモ帳・おりがみなど製紙化して活用されます。