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現代の「澪標(みおつくし)」

Date : 2023.03.26

宍道湖大橋から嫁が島を眺めると「赤」と「緑」の灯浮標が目に入ります。
古い時代には、川の河口などで航路を示す標識を澪標(みおつくし)と呼んでいました。
この灯浮標は現代の「澪標(みおつくし)」のような存在で、航行の安全のために設置されています。
水源に向かって右側を右舷標識として「赤」で示し、同じく左側を左舷標識として「緑」で示しています。「赤」の標識の左側「緑」の標識の右側が安心して航行できる「航路」となります。
また、この灯浮標がきちんと作動しているか点検する仕事も漁師さんが行っています。
さて、大阪湾の澪標は和歌などで親しまれ、ドラマや小説のタイトルにもなり、その標識を模したものが大阪市の市章にもなっています。松江の藩政時代の澪標はどんな格好をしていたんでしょうか?お分かりの方がおられましたらご教示ください。