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どうして宍道湖は『宍道湖(しんじこ)』なの?

Date : 2023.02.12

ヤマトシジミをはじめ、豊かな恵みを育んでいる宍道湖・・・その名前の由来は何でしょうか。

手がかりは、出雲国風土記に記されています。内容をまとめると、

―出雲の国を治めていた大国主命(オオクニヌシノミコト)は、使いの犬とともにイノシシ狩りをしました―

―この時、犬に追いかけられたイノシシが通った道を、『猪(しし)の道』・・・『宍道(ししぢ)』と呼ぶようになりました―

というものです。

そこから人々が『宍道(ししぢ)』のそばにある湖を『宍道湖(しんじこ)』と名付けた,という説があります。

先ほど登場した犬とイノシシは、『犬石』と『猪石』として残っており、松江市宍道町にある石宮神社で見ることができます。

宍道湖の恵みが末永く続くことや,旅の安全を願って参拝しました。

石宮神社(松江市宍道町白石)

猪石(ししいし)①

猪石(ししいし)②

犬石(いぬいし) ※石宮神社における、ご神体です。